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中学受験の算数・理科をわかりやすく極める。【難関校受験に特化したプロ講師のブログ】

プロ講師の視点から、開成中・麻布中・櫻蔭中・女子学院中(JG)などの学校別対策方法や、四谷大塚の予習シリーズに準拠した算数・理科の学習方法、時事問題、さらには合不合判定テストの解説なども含めて公開していきます。

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2018年度 栄東中 東大選抜I  出題予想と対策


こんばんは。今回は、東大選抜に関してお伝えします。

今日は概要編です。

とはいっても、東大選抜はなかなか対策しにくいですから、参考までに。
物理分野 てこのはたらきの利用
てこのはたらきの利用ということは

★クレーン車

★ブレーキ

★ひとの腕

などありますが、東大入試ですから、変化球で来るでしょう。

以前のブログでも話しましたが、栄東は大問1に物理分野をもってきて、しかもそれが難しいことが多いです。ですから、必ず、大問1は飛ばすこと。

あとからジックリ解いてください。
化学分野 化学変化・水溶液・気体

こちらは計算問題中心になるでしょう。

★金属と気体

★中和

など、A日程とテーマが重複しそうです。

生物分野 動物の分類と生活

こちらは説明会のお話だと「知識はほとんど必要ない」ということですから、長文系・思考系の問題になると思います。読解と時間管理の勝負ですね・・・。

地学分野 気象現象について

時事問題は出さない(直接は出さない)栄東ですから、見て考えれば解ける問題中心かと思います。

ですから、

★降水量とは何か。

★台風の月別上陸数(近年、一度出題されていますが)

★台風の暴風域・強風域など

★線状降水帯のメカニズム

★台風のメカニズム

★各種前線

★「雹」「霰」

などの基本知識はおさえておきたいですね。

今日はこのへんにしておきます。
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小6・冬期講習予習シリーズ(sクラス)のポイント(2日目理科)


連続シリーズです。今日は2日目!
このブログの意図は一つ。冬季講習予習シリーズの理科、解説が薄いんですね。
ですから、ポイントをまとめておきます。

大問1

 植物に関する問題。

 ここでは、当たり前の知識と思いながも、、、、

 単子葉類 イネ科・ユリ科(球根系)・ツユクサなど
  イネ・トウモロコシ・ムギ・ツユクサ・チューリップ・ユリ・タケ・ネギ
  「いとムッチュリスケベダケね♪」で覚えられます。

 双子葉類
   単子葉類の方に入らない「被子植物」(果実ができるもの)

 多子葉類
  マツ・スギ・イチョウ(実際にはイチョウは2枚のものもありますが・・・)


 無胚乳種子
  マメ・クリ・アサガオ・ヘチマ・ダイコン・ヒマワリ

    *要注意植物の仲間シリーズ
      マメの仲間(マメ科)→クズ
      クリの仲間(ブナ科)→ナラ・シイ・カシ・クリ【どんぐり!】
      アサガオの仲間(ヒルガオ科)→サツマイモ(ユウガオは違う!)
      ヘチマの仲間(ウリ科)→ユウガオ
      ダイコンの仲間(アブラナ科)→キャベツ(レタスは違う!) ブロッコリー
      ヒマワリの仲間(キク科)→レタス

 有胚乳種子
  トウモロコシ・イネ・カキ など

大問5

 バネに関する問題。やや難し目でしょうか。

 まずは、自然長のバネの伸び率の読み取り。10gで1cm、10gで0.5cmと読み取ります。

 ここで「段差のある」バネが。

 例えば、今回の場合、100gの棒を吊るしていますから、
 重心の位置(=棒の中心)に100gのおもりがあると仮定して解いていきます。

 棒が「水平」になる、というパターンです。
 かなりバランスの良い出題。ぜひ、復習を。

大問4

 日の出・月の出に関する問題。

 ポイントは

満月 = 太陽と反対の動き → 日の出と月の入りがだいたい同じ!

新月 = 太陽と同じ動き  → 日の出と月の出がだいたい同じ!

   *でも実際にはずれるんですよね。
    なぜかわかりますか?
    地球から見ると、月は太陽より遅く動くように見えるんですよねー
    理由は、月が地球の周りを自転の向きに公転しているから。

 ここまでは行けるでしょう。問題はそれ以外の月。

 解き方としては「その月の南中時刻」を求めてしまうのがわかりやすいでしょう。

 Step1 (月の出+月の入り)/2 でだいたいの南中時刻を求めます。

 Step2  次に、南中時刻での空の様子を描いてみます。

 Step3  時刻から太陽の位置を書き込む。

 Step4  月の形がわかる。

ポイント
弦月(半月のこと!)は90度の位置。

太陽がある方が光る。

三日月や26の月は約45度の位置(厳密には違います)
こんな感じで解いていきますが、最後の問題、意外と難しいかも。

理由は・・・

 どの月からスタートするかわからないから。

満ち欠けの順番に並べますから、何も考えなければ

 新月 → 三日月 →上弦の月  →満月  →下弦の月  → 26の月

ですけれど、問題がどの月からスタートさせるか言及されていない。

どうやって解くの??となるわけです。

注目するのは日の出の時刻。

日の出の時刻は規則的に「早くなっていく」か「遅くなっていく」はず!

ってことがわかっていれば、、、、並び替えられます。

大問3

化学計算。

金属と水酸化ナトリウム水溶液

金属と塩酸

の反応ですね。どちらも「水素が発生」します。
ポイント
        塩酸    水ナト水
アルミニウム 発生     発生
亜鉛     発生    濃・熱なら発生
マグネシウム 発生     X
鉄      やや発生     X
銅       X       X

メダル系(金銀銅)は基本的に発生しない。
さてさて。

今回は、計算としては一般的な気がします。

間違えるとしたら、気体の発生量の問題と中和熱の問題ですかね。

中和熱の問題に関しては
 「中和する物質が多いほど熱が多い」ですから、完全中和点およびその後の「中和熱」の量は同じなんですね。

 しかししかし、今回は「温度変化」を聞かれているわけですよ。

 違いはなに?

 それは同じ熱が発生していたって、溶液の量が多い(=水が多い)と温度変化しにくいってことです。

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予習シリーズ対応:小学5年生 理科補助プリント(大地の変化 暗記シート♪)


おはようございます。しばらく入試のお話ばかりだったので、少し小5に。

小5の予習シリーズで12月・冬で学習するものの一つとして「大地の変化」があります。

また、この範囲が知識量の多いこと多いこと。

そこで、暗記用のシートを作りました。ご活用ください。

 
 
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2018年度 栄東B日程 理科 出題予想

おはようございます。寒い日が続きますね。


さて、栄東のA日程についてここまでお伝えしてきましたが、
次はB日程。

B日程はA日程で惜しくも敗れたお子様たちの敗者復活戦
緊張も並大抵じゃありません。

今日の記事ではB日程についてアナウンスされた範囲と出そうな概要をお伝えします。

物理分野 音の三要素

化学分野 水溶液

生物分野 植物のつくりと働き

地学分野 大地の成り立ち

詳しく見ていきましょう。

物理分野 音の三要素
→おそらくオシロスコープを使った問題かと思います。
 「音色」「音の大きさ」「音の高さ」が3要素でしたね。
 例えば、標準的なところだと
  *モノコードを使っている実験 → 「細く!」「短く!」「張り強く!」が高い3条件
  *ピアノや木琴・鉄琴 → 短い方が「振動しやすい」だから「高い音になる」
  *振動数や振幅に関する問題 → 振動数の計算なんかもでるかも。
  *コップに水を注いで問題 →たたくと高い音がでるのは「水が少ないほう」
  吹いたときに高い音がでるのは「水が多いほう」→振動しているものが違うんだ!

化学分野 水溶液
→おそらく、【見分け問題】 【溶解度や濃さの計算】 のどちらかだと思います。

 *酸性・中性・アルカリ性の問題
 *溶解度の変化
  固体なら……一般的には「高温」のほうが溶けやすい
   *例外は水酸化カルシウム(消石灰)
  液体なら……ものにもよるが任意の割合で混ざるものも多い。(例:エタノール)
  気体なら……一般的には「低温」のほうが溶けやすい
   *なぜ?:温度が高くなると気体の分子は激しく運動し始めます。そのため、水から飛び出していってしまうのです。
 *溶解度と再結晶
  ●温度を下げるととけきれない分が結晶として出てくる
  
生物分野 植物のつくりと働き
 →おそらく「蒸散」あたりでしょう。まぁ、光合成かもしれませんが、
  いずれにしても「思考系」か「計算系」の問題になるでしょう。知識としておさえておきたいのは・・・
  *道管・師管の働き(何を運ぶのか?)
   →師管ではデンプンを「糖」に変えて運んでいる
  *蒸散による効果3つ:体温上昇を防ぐ、根から水を吸い上げる、水分量の調節
  *光合成のしくみ:二酸化炭素+水→栄養分+酸素
  *呼吸と光合成:二酸化炭素やデンプンの増減量のグラフ
   →「補償点」といわれてピンときますか?


地学分野 大地の成り立ち
 →広い~。地層・岩石・地震!どれだーー。
  というわけで書ききれませんが、差がつきやすい項目を。

  *れき岩・砂岩・泥岩の見分け→最大の粒の直径。2mm、1/16mmの2つ。
  ★正確に言うと、泥岩はさらに「シルト」「粘土」と細かくわかれますね。
  そのときの基準は「1/256mm」ですが、あまりテストで見かけない。

  *泥岩が変化してできたものシリーズ!
   粘板岩……うすくて固い。すずりなどにつかわれる。
   頁岩……シェールガス・シェールオイルといったらこれ。

  *定番ですが●灰岩。
   凝灰岩……火山灰がつもった
   石灰岩……炭酸カルシウム(サンゴや貝殻)がつもった

  *火山の形と名称
    鐘状火山(もこっともりあがって白っぽい)
     雲仙普賢岳(平成新山)←今の教科書には「平成新山」とも載っています♪
     有珠山
     昭和新山
    成層火山(三角形のきれいな形。色は中間)
     桜島
     富士山
     浅間山
    盾状火山(ひらべったくて黒っぽい)
     キラウェア山
     マウナロア山

   *マグマの粘り気
    →マグマの粘り気が強い=二酸化ケイ素が多い=白っぽい=もりあがる=噴火も激しい

   *震度は10段階(0,1,2,3,4,5弱,5強,6弱,6強,7)

           *「緊急地震速報」はP波を検知して計算した上で出している

   *マグニチュードは規模の大きさ。1あがると約32倍。

   *直下型地震とプレート原因型の地震の区別をつける。
   →熊本地震は直下型、東北地方太平洋沖地震はプレート原因。

ちかれた。

以上です。(大地の変化は書きなぐり感が・・・)
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2018年度入試 栄東の理科 入試出題予測・対策 『地学』

こんばんは。
さて、引き続き、栄東の理科について2018年度(つまり次の入試)の出題予測と対策をお伝えしていきます。

出題内容は
 「星や太陽の規則的な運動」
と示されていますから、間違いなく「日周運動」「年周運動」です。

ポイントは
 ・日周運動の原理
 ・年周運動の原理
 ・各種計算問題
 などなどでしょうか。
特に大きなポイントはないと思いますが、2,3点差がつきそうなところを。

1つ目 「さそり座」「オリオン座」の通り道。

たとえば、さそり座は「夏の空低く」
     オリオン座は「三ツ星が天の赤道を通っている」

このあたりは受験生なら常識です。
ですが、それが、「天球図」でイメージできていますか?

これを太陽の季節ごとの道筋と対比してみると・・・

さそり座=太陽でいうと冬の道筋に近い。
オリオン座=太陽でいうと春分・秋分の道筋に近い

これがわかりやすいでしょうか?

また、一応、流行の「星座早見盤」はおさえておきたいですね~。

・たぶんないと思いますが、一応、「月」についてもおさえておきましょう。
1月入試である栄東ででなくとも、今年は出題可能性が高い!ですよね。

それはなぜか・・・。

アメリカ横断、皆既日食!ですよ。

このあたりは、時事問題の記事を参考にしていただければ。

今日はこのへんで。
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