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中学受験の算数・理科をわかりやすく極める。【難関校受験に特化したプロ講師のブログ】

プロ講師の視点から、開成中・麻布中・櫻蔭中・女子学院中(JG)などの学校別対策方法や、四谷大塚の予習シリーズに準拠した算数・理科の学習方法、時事問題、さらには合不合判定テストの解説なども含めて公開していきます。

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栄東中 2018年1月10日 A日程 理科算数出題予定と予測 第一弾

栄東中の理科。

説明会で概要を説明され、具体的な説明がありました。

今日は第一弾。理科の出題内容。
対策は後日…


物理 振り子(ブランコ、メトロノーム含)

生物 人体(内臓の働き)

地学 天体の動き

化学 化学反応(気体と水溶液、中和)

例年、物理分野が難しい栄東ですが、今年は化学の計算や地学を完璧しておくことも必要でしょう。


栄東中の算数

立体図形を若干ですが易しく。

例年通り

計算(西暦からめるかなー?)、小問集合、規則性(たいていはモンモール数、フィボナッチ数列らカタラン数など有名どころ)、平面図形(相似。去年は直角三角形だったから、今年は折り返しとか線分比の問題の気が。それに、空間図形の切断ですね。( ̄▽ ̄)



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学校別予習シリーズの活用法

今日は、学校別予習シリーズの活用法について。



四谷大塚には予習シリーズ(教科書)の他に



6年後期に使う「学校別予習シリーズ」というものが存在します。

(灘中の予習シリーズは6年前期分から作られるようですが)



その実体について迫っていきます。



例えば、

「開成・学校別予習シリーズ」「麻布・学校別予習シリーズ」

「桜蔭・学校別予習シリーズ」「女子学院・学校別予習シリーズ」などなど。



色々な学校の予習シリーズがあります。



どれも分冊です。後期、第1回・第2回……と合不合判定テストがある週以外は

存在しています。



<算数>

基本的には「全ての学校別予習シリーズに共通の問題(難関校一行問題)」と

「その学校の傾向に則した問題」、それに、「学校の過去問」(結構古いもの)

で構成されています。



<理科>

算数と同様です。



<国語>

割と題材が重なることも多いようですが、形式が学校ごとに異なっていたりします。

(著作権の関係でしょうか?)



<社会>

算数と同様です。





【活用法】



これだけで、「学校別対策は完璧」ということはないです。

理由は「良い意味でも悪い意味でも尖った教材だから」。



解説授業がないと、自力での解き直しは厳しいでしょう。

算数以外は、かなり、解説が少ないです。



そして、分野も一応、その都度テーマごとにまとめられてはいますが、

やはり偏りがあります。



でも、その偏りこそ、最難関校を突破するのに必要なのです。



尖っているということは、とんでもなく難しい問題もあるのです。

ですが、そのような難易度の問題に触れ合ってこそ、つけられる力があります。



いわば、劇薬ですね。(笑)



ただ。



あくまでも、尖った教材です。

何が言いたいかというと「パターン演習」(穴埋め)には向かないのです。



もちろん、



社会の「女子学院・学校別予習シリーズ」をやれば知識がつくとは思いますし、

算数の「麻布・学校別予習シリーズ」をやれば、柔軟な思考力を養えるとは思います。



しかし、、、網羅的ではないのです。



ですから、やはり、予習シリーズ6年上・6年下との併用は必須です。

網羅的な学習こそ、四谷大塚の予習シリーズの長所です。





今日はこの辺で。
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2018年時事問題を予想する!【生物分野】ヒアリ!!


こんにちは。
さて、本日は「生物分野」の時事問題を予想します。

実際に、中学受験もスタートしていますね。

2018年度昭和秀英中一志入試では「ヒアリ」に関する出題がありました。

出題の内容は予想通りです。

「昆虫の体の作り」に関して
(セアカゴケグモとヒアリの対比)
「特定外来生物」に関して
「ヒアリ」と「シロアリ」
 完全変態と不完全変態

今回は生物に関する時事問題対策をご紹介します!

時事問題対策は以前の記事でも紹介したように、
「周辺知識」をしっかりと頭に入れておくことが重要です。

******************************

【ヒアリ】……ハチの仲間!


節足動物=足に節がある。外骨格を持っている。

 →その中の「昆虫類」(頭・胸・腹に分かれる)


・毒を持っている
 →ハチと同じように「アナフィラキシーショック」を起こすこともある。

・貨物コンテナに紛れて日本に侵入した。

・「特定外来生物」に指定されている。
 →外来生物法で定められている。
 (「特定外来生物による生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害を防止し、生物の多様性の確保、人の生命・身体の保護、農林水産業の健全な発展に寄与」)

  • ・体長2~6mm。ほとんど赤茶色。


<ヒアリの特徴>

社会性昆虫である

 →家族のように集団生活をする。「女王」「働く」などの役目がある。

・巨大な蟻塚を作る

 →3mを超えるような大きなものも・・・。

・川を渡るために筏(いかだ)を作る

 →アリ同士が群がって筏を作って渡る。すごい。

・そういえば、シロアリも蟻塚を作る。

 →シロアリって実はゴキブリの仲間(ぎゃー

 ってことは……

 アリ   →完全変態
 シロアリ →不完全変態

 この対比も狙われやすいですよね。


今日は単なる羅列になってしまった。。。

今日はこの辺で。



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2018時事問題 天気分野

2018年の時事問題(理科)について

市販本も全て見比べた上で、予想です。

時事問題は以前の投稿でもお伝えした通り「入り口」なのです。
ですから、時事問題そのものが聞かれることもありますが、
一方で……時事問題の場合多くは「周辺事項」の出題が多いです。


時事問題の大予想と周辺事項について発表します!emoji


<天気>東京都の集中豪雨と降雹

東京都で集中豪雨と降雹がありました。

 【時事的な内容】
  雹(ひょう)の出来方
   →積乱雲の中で雹出来始めて落ちる
    ……と思いきや急激な上昇気流で
    雹が上昇してさらに凍る……で、
    重くなったので落ちる……が、
    また上昇気流で雹が上昇して
    さらに凍る

    これを繰り返して出来ます。
    これにより「地層」のような
    模様ができるのです。

  雹(ひょう)と霰(あられ)
   →基準は5mmです。5mmより大きいと雹。

  大雨特別警報と記録的短時間大雨情報
   →特別警報は、最近出来た「注意報」「警報」
   よりもランクが上のものです。
   地方自治体に周知義務があります。
   数十年に台風や大雨が「予想」される時に
   発令されます。

   →記録的短時間大雨情報は、 数年に一度程度
  しか発生しないような短時間の大雨を「観測」した
  時に発表されます。


   違いがわかりますか?

   特別警報は、「予測」
   記録的短時間大雨情報は「観測結果」

   なんですね〜。


九州北部で大雨がありました。
  
   原因は線状降水帯です。

   積乱雲が並んで連続して線状に
   並んでしまうことです。

   長時間にわたり、長雨を降らせます。


   ところで「積乱雲」「乱層雲」の違いは
   説明出来ますか

今日はここまで!
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いよいよ入試が近づいていますね。ここで栄東中の「理科」の必勝法を。


栄東中… …、1月10日に行われるこの入試では数多く受験生が列を成して訪れます。

入試の「最初の関門」として受験することが多いですね。

実は、栄東中の理科には「必勝法」があるのです。

ご存知でしたか?

<出題時間> *2018年入試

理科・社会 合わせて60分

<出題傾向>

物理化学生物地学の4分野からバランスよく出題。

理科は「選択形式」の問題が多い。

選択形式は4択で、いわゆる都立高校の選択肢式にも近い。


例えばこんな感じ。
人間の肺には細かい作りである【A】があり、その周りには【B】が張り巡らされています。

ア A 肺胞 B リンパ管
イ A 柔毛 B 毛細血管
ウ A 肺胞 B 毛細血管
エ   A 柔毛 B リンパ管
このような選択形式には慣れが必要…ですよね。

いわゆる消去法の解き方です。

4択を2択に減らす。
さらに2択を1択に絞り込む。

え・・・これが必勝法!?

違います。違います。

実は、栄東中の理科には「問題構成」にこそ、必勝法が隠れているのです。

<必勝法の前に…>

ポイントは2つ。理科・社会で合算して60分ですから、時間配分が重要だということ。

そして、理科の物理分野ではとても長い連続小問が続くということ。

<必勝法とは!?>

それは、問題の解き方の順番にあります。

必勝の順番は……

理科から実施(*物理分野を飛ばす)→理科の他の問題を一通りとく
→社会を一通りとく→最後に理科の物理分野をじっくり解く。

この順でやることで、物理分野に時間を使いすぎて、他の問題が解けるはずだったのに解けなかった〜なんていうお話がなくなってきます。

今日はここまで。

ちなみに、算数は2018年入試でやや易しく作られるということですね。
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