学校別予習シリーズの活用法 算数・理科 2017年12月17日 今日は、学校別予習シリーズの活用法について。四谷大塚には予習シリーズ(教科書)の他に6年後期に使う「学校別予習シリーズ」というものが存在します。(灘中の予習シリーズは6年前期分から作られるようですが)その実体について迫っていきます。例えば、「開成・学校別予習シリーズ」「麻布・学校別予習シリーズ」「桜蔭・学校別予習シリーズ」「女子学院・学校別予習シリーズ」などなど。色々な学校の予習シリーズがあります。どれも分冊です。後期、第1回・第2回……と合不合判定テストがある週以外は存在しています。<算数>基本的には「全ての学校別予習シリーズに共通の問題(難関校一行問題)」と「その学校の傾向に則した問題」、それに、「学校の過去問」(結構古いもの)で構成されています。<理科>算数と同様です。<国語>割と題材が重なることも多いようですが、形式が学校ごとに異なっていたりします。(著作権の関係でしょうか?)<社会>算数と同様です。【活用法】これだけで、「学校別対策は完璧」ということはないです。理由は「良い意味でも悪い意味でも尖った教材だから」。解説授業がないと、自力での解き直しは厳しいでしょう。算数以外は、かなり、解説が少ないです。そして、分野も一応、その都度テーマごとにまとめられてはいますが、やはり偏りがあります。でも、その偏りこそ、最難関校を突破するのに必要なのです。尖っているということは、とんでもなく難しい問題もあるのです。ですが、そのような難易度の問題に触れ合ってこそ、つけられる力があります。いわば、劇薬ですね。(笑)ただ。あくまでも、尖った教材です。何が言いたいかというと「パターン演習」(穴埋め)には向かないのです。もちろん、社会の「女子学院・学校別予習シリーズ」をやれば知識がつくとは思いますし、算数の「麻布・学校別予習シリーズ」をやれば、柔軟な思考力を養えるとは思います。しかし、、、網羅的ではないのです。ですから、やはり、予習シリーズ6年上・6年下との併用は必須です。網羅的な学習こそ、四谷大塚の予習シリーズの長所です。今日はこの辺で。 にほんブログ村[0回]PR