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中学受験の算数・理科をわかりやすく極める。【難関校受験に特化したプロ講師のブログ】

プロ講師の視点から、開成中・麻布中・櫻蔭中・女子学院中(JG)などの学校別対策方法や、四谷大塚の予習シリーズに準拠した算数・理科の学習方法、時事問題、さらには合不合判定テストの解説なども含めて公開していきます。

いよいよ入試が近づいていますね。ここで栄東中の「理科」の必勝法を。


栄東中… …、1月10日に行われるこの入試では数多く受験生が列を成して訪れます。

入試の「最初の関門」として受験することが多いですね。

実は、栄東中の理科には「必勝法」があるのです。

ご存知でしたか?

<出題時間> *2018年入試

理科・社会 合わせて60分

<出題傾向>

物理化学生物地学の4分野からバランスよく出題。

理科は「選択形式」の問題が多い。

選択形式は4択で、いわゆる都立高校の選択肢式にも近い。


例えばこんな感じ。
人間の肺には細かい作りである【A】があり、その周りには【B】が張り巡らされています。

ア A 肺胞 B リンパ管
イ A 柔毛 B 毛細血管
ウ A 肺胞 B 毛細血管
エ   A 柔毛 B リンパ管
このような選択形式には慣れが必要…ですよね。

いわゆる消去法の解き方です。

4択を2択に減らす。
さらに2択を1択に絞り込む。

え・・・これが必勝法!?

違います。違います。

実は、栄東中の理科には「問題構成」にこそ、必勝法が隠れているのです。

<必勝法の前に…>

ポイントは2つ。理科・社会で合算して60分ですから、時間配分が重要だということ。

そして、理科の物理分野ではとても長い連続小問が続くということ。

<必勝法とは!?>

それは、問題の解き方の順番にあります。

必勝の順番は……

理科から実施(*物理分野を飛ばす)→理科の他の問題を一通りとく
→社会を一通りとく→最後に理科の物理分野をじっくり解く。

この順でやることで、物理分野に時間を使いすぎて、他の問題が解けるはずだったのに解けなかった〜なんていうお話がなくなってきます。

今日はここまで。

ちなみに、算数は2018年入試でやや易しく作られるということですね。
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