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中学受験の算数・理科をわかりやすく極める。【難関校受験に特化したプロ講師のブログ】

プロ講師の視点から、開成中・麻布中・櫻蔭中・女子学院中(JG)などの学校別対策方法や、四谷大塚の予習シリーズに準拠した算数・理科の学習方法、時事問題、さらには合不合判定テストの解説なども含めて公開していきます。

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江戸川取手中 理科の対策

ご要望がありましたので、江戸川取手中の理科対策についてお伝えします。


 


【大まかな傾向】

  1. 各分野から2単元ずつ出題。
  2. 翌年に同じ分野から出題。
  3. 全く同じテーマの出題はあまりない。
  4. 物理分野で「見慣れない」出題。
  5. 満遍なく出題されるので「テキストで網羅的に学習しておくことが重要」(あまりヤマを張らない方が力がつく)
  6. 図やグラフを描かせる問題が多く出題される。
  7. 問題数が多いので、時間配分に気をつける。



 


解く順番


 例年通りの配置なら


 生物地学化学物理の順番で解くのが効率が良い


 


 特に、生物・地学・化学の3題できちんと取るのが大切。


 (*この学校はある程度問題文が長いので読み飛ばしに注意しましょう。)






出題状況


H29第1回)


  生物 植物:光合成


     動物:消化吸収


  物理 力:ばねの伸び


     電気:電流とLED


  化学 熱:状態変化


     物質:中和


  地学 天体:月の満ち欠け


     地層:流水の働き


H28)


  生物 動物:メダカの性質


     植物:長日植物・短日植物


  化学 物質:気体の集め方


     力:浮力と密度


  地学 天体:星座早見


     天気:太陽高度と温度


 H27以前は傾向が異なる。



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一月入試 「失敗だった」「落ちちゃった」 君へ。

まずはっきりといおう。

君が頑張っている。

とても頑張っている。

頑張っていない受験生なんて、ほんの僅かしかいない。


でも「落ちちゃったよ?」「あんなに頑張ったんのに」

中学受験の難しいところ。

次の3つについて心に留めて欲しい。

1)中学受験は2回受験をやれば半数が合否逆転する入試

簡単に言うと、みんな同じような点数を取ると言うこと。
ある意味「運」もあるんです。

2)でも。不合格だったからには理由がある。

その理由を考えてほしい。

君の気持ちの中には「落ちちゃった」
「恥ずかしい」「周りの人に負けた」
そんな気持ちが渦巻いていることだろう。

でも。

それを考えて何がある?
それを思って何がある?

「何か」理由があって差がついた。
それは、歩数でいうと1歩・2歩のレベルなかもしれない。

「復習の仕方」に何か悪いところはなかった?
「授業の受けかた」に何か悪いことはなかった?

今だから気づけることがあるはず。

それが!!
次の勝利への道しるべ。

この言葉を理解できる人が、次の勝利を手にできる。


3)入試とは勝負なんだ。

勝負なんだ。勝ち負けが決まる。

負け?

かっこ悪い?

そういうことじゃない。

競争して、「何かの条件で」少しだけ遅れをとっただけ。

まだ、1月前半だ。

まだまだまだまだ時間がある。

今、「本気」の炎がついた君は、「逆転」の必殺技が待っている。

もちろん、苦しいよ。

ここからあと3週間は苦しいよ。


でも!

周りに支えてくれる人がいるはず。

塾や家庭教師には、必ず有意義なアドバイスをくれる人がいるはず。


*保護者様へ

何よりも苦しいのは「ご本人」です。

もちろん、保護者様の苦しみも痛いほどわかります。


塾で教えている先生は、そのほとんどが、親と同じように

苦しみ・もがき・教え続けています。


手助けする?のは違います。

見守ってください。独り立ちする姿を。

それこそが「中学受験を経験してよかった」に繋がります。
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2018年栄東中・東大入試1・ 速報 ・ 理科

さて。理科です。

http://sansu.kakuren-bo.com/Page/3/

でもお伝えした通り、ほぼ予想通りの出題でした。

第1問

物理分野 > てこの働き

人の腕に関する問題。
てこの基本的な計算が中心でした。

腕の重さ=重心の位置にあること、そして、
筋肉が縮んだ時=上向きに力がかかった時

この2つをおさえられていれば大丈夫。

ただ、「えっ、関節にこんなに負荷がかかるの!?」と思った生徒はいるかも。

第2問

化学分野 > 鉄と塩酸の反応

これも予想の範囲内。計算問題も予想通り。
難しいと感じたとしたら、最後の小問でしょうか。

塩酸Cは塩酸Aと塩酸B(塩酸Aの濃さの2倍)を混ぜて作ったものです。

という設問。
これ、実は、天秤図で簡単に解くことができます。

第3問

生物分野 > 生物の生存率と動物の分類

ほぼ基本問題。これは、見たことがある問題でしょう。

第4問

地学分野 > 気象現象

停滞前線、台風、台風の風向き、巻雲・層雲・積乱雲の高度など。
理科便覧などを重点的に見ていたら、難しくはなかったでしょう。

難関校を目指す生徒であれば、8割5分を死守したい問題でした。
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2018年栄東中・東大入試1・ 速報 ・ 算数

前半は易しくなり、形式も変更になりました。
「思考型問題」も含まれています。
少し面食らった受験生も多いかもしれません。

大問1
(1)年齢算
(2)分数の大小
(3)●と○の規則性
(4)高さが等しい三角形と面積
(5)食塩水の濃度(等量交換・等濃度)
(6)場合の数(2種類のものの配り方)

大問2 速さとダイヤグラム
(1)発車時刻
(2)追い抜いた時刻
(3)記述式の問題

大問3 正多角形の性質

(1)正12角形と角度
(2)思考型問題
 正12角形の対角線を結んでできる星型の図形の周囲の長さから
色がついた面積を求める問題

大問4 立体図形と鏡

(1)鏡に映る範囲 中にいるネズミから見える範囲
(2)鏡に映る範囲 壁の見える範囲
(3)鏡に映る範囲 天井の見える範囲

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2018年度 栄東A日程 結果より

2018年入試
受験者平均点
 国語 59.4 /100
 算数 74.8 /100
 社会 34.1 /50
 理科 35.4 /50
 合計 203.7 /300

基準点
 東大クラス 225/300
 難関クラス 199/300


例年よりもラインが上がりました。

実際、私の教えている生徒も、算数は90〜95(満点取れよ……)
という感じでした。

この難易度ならそうなりますね。
算数だけ少しやさし過ぎる気もしますが…
(もうちょい難しくないと、逆に差がつかないのでは…)
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