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中学受験の算数・理科をわかりやすく極める。【難関校受験に特化したプロ講師のブログ】

プロ講師の視点から、開成中・麻布中・櫻蔭中・女子学院中(JG)などの学校別対策方法や、四谷大塚の予習シリーズに準拠した算数・理科の学習方法、時事問題、さらには合不合判定テストの解説なども含めて公開していきます。

2018年栄東中・東大入試1・ 速報 ・ 理科

さて。理科です。

http://sansu.kakuren-bo.com/Page/3/

でもお伝えした通り、ほぼ予想通りの出題でした。

第1問

物理分野 > てこの働き

人の腕に関する問題。
てこの基本的な計算が中心でした。

腕の重さ=重心の位置にあること、そして、
筋肉が縮んだ時=上向きに力がかかった時

この2つをおさえられていれば大丈夫。

ただ、「えっ、関節にこんなに負荷がかかるの!?」と思った生徒はいるかも。

第2問

化学分野 > 鉄と塩酸の反応

これも予想の範囲内。計算問題も予想通り。
難しいと感じたとしたら、最後の小問でしょうか。

塩酸Cは塩酸Aと塩酸B(塩酸Aの濃さの2倍)を混ぜて作ったものです。

という設問。
これ、実は、天秤図で簡単に解くことができます。

第3問

生物分野 > 生物の生存率と動物の分類

ほぼ基本問題。これは、見たことがある問題でしょう。

第4問

地学分野 > 気象現象

停滞前線、台風、台風の風向き、巻雲・層雲・積乱雲の高度など。
理科便覧などを重点的に見ていたら、難しくはなかったでしょう。

難関校を目指す生徒であれば、8割5分を死守したい問題でした。
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