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中学受験の算数・理科をわかりやすく極める。【難関校受験に特化したプロ講師のブログ】

プロ講師の視点から、開成中・麻布中・櫻蔭中・女子学院中(JG)などの学校別対策方法や、四谷大塚の予習シリーズに準拠した算数・理科の学習方法、時事問題、さらには合不合判定テストの解説なども含めて公開していきます。

栄東中 2018年度 理科の対策 物理A日程



栄東中の理科 対策編です。

2018年度の出題予定範囲に合わせて詳しく『対策方法』をお話しします。

例年→割と力学分野が難しく、他の分野が簡単。ですから、力学分野を一旦飛ばしてとく方針。

2018年度入試→力学に『振り子』が割り当てられる予測。一方で化学では『化学反応』と言っていますから、化学反応の計算が出たらそちらで時間を取られる。その場で時間配分を考えた方が良し

以下、出題予告範囲とその詳しい予想。

物理分野→振り子の性質

おそらく振り子で間違い無いと思います。
実験形式で表から規則性を見つけて計算する形が一般的。
ただ、栄東は『変化球』を投げることもありますから、少しパターンごとに注意点を。

周期の計算
→やはり釘があるパターンでしょう。
周期の整理が必要ですよね。

振り子の長さと重心
→栄東の受験生ならば、振り子の長さ=支点から重心までのとの距離、ということは知っているはずですね。

これを利用した問題も考えられます。

例えば

ブランコで立ちこぎと座りこぎのどちらの方が周期が長いのか?
メトロノームでおもりを上に置いた時と下にずらした時、どちらが周期が長いのか?
穴の空いた容器に砂をいっぱいにいれた状態で振り子をスタートすると、周期はどのように変化するのか。
(ヒント 砂の量が少なくなると重心の位置が…)
振り子時計の振り子が金属でできていた場合、夏と冬で周期が長くなると考えられるのはどちらか?

まぁ、どれも入試の過去問からなんですが、、塾講師は様々な学校の問題を解いていますから、いろんなパターンを予想できます。

今日は物理のみ!このへんで。

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